治療*その3 (初AIH?)精子の状態は、漢方の成果があって、多少は向上したものの、タイミングを合わせるだけでは、難しいだろうとのことで AIHを行うことになった。 当時、ダンナの仕事は忙しくてかなりお疲れモードだった。 AIH当日の朝、ダンナに精子を採ってもらい、専用の容器に入れてもらった。 すると、精子の中に赤いものが・・・ 冗談だか迷信だか分からないが、 赤玉がでると、精子の製造が終わるというのを聞いたことがあった。 これは、これでショック。 こんなんで、AIHができるんだろうか? その日は、奇しくもバレンタインデーだった。 バレンタインデーの日に出来る赤ちゃんだなんて、 特別な感じがして嬉しかった。 だから、医師にちょっと奮発してゴディバのチョコまで用意してた。 病院に到着して、名前を呼ばれるのを待った。 ・・・・緊張・・・・・ 医師の表情は暗い。 パーコール法で精液の分離をかけたけど、状態がよくないので、 AIHをしても妊娠する確立はかなり低いので中止することにしましょう。 精液の中に赤いのがあったでしょ? あれは血液で、精管がキズ付いてる可能性があるよ。 \(●o○;)ノ エーッ! バレンタインデーの赤ちゃんは? いつになったら、赤ちゃんを授かれるの? 落胆したことを悟られまいと何事もなかったかのような顔で 病院を後にし、会社へと向った。 そうそう、医師への義理チョコはあげるのがもったいな気もしたが、 こんないわつき!?のチョコは食べなくないと思って、 受付の人に渡した。 受付の人もAIHがダメになったことを分かっているので、 「本当に頂いていいNですか?」って言ってた。 こうやって、初のAIHは幻となった ジャンル別一覧
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